第二次世界大戦直後のドイツ
真の情熱が生み出したシュタイナー
光学産業の開拓者であるカール・シュタイナーは1947年、戦後ドイツに Steiner Optik GmbH を
双眼鏡専門のメーカーとして設立しました。
プロフェッショナル向けの高品質な双眼鏡の提供こそが進むべき道であると確信し、革新的なアイデアを
実現/開発することに心血を注いできました。
例えば、シリコンラバーの外装、方位を測定するコンパスの内蔵、レンズへの紫外線除去コーティングなど、多くのアイデアがシュタイナーで生み出されました。
技術革新と品質へのこだわりから生産拠点はドイツに構え、現在でも、革新的な技術を実現しようと
する気質は、創業者が会社を設立した時の伝統として忠実に受け継がれています。

アメリカ陸/海/空軍、警察機関への採用理由
裏付けられた実績
極めて丈夫なボディ
ボディの素材は強固で非常に軽いポリカーボネート（繊維強化プラスチック）で構成されています。
この素材は、他のメーカーが一般的に使う金属に比べて汗の付着など油や塩分による腐食、激しい
温度変化や衝撃にも強く、紫外線耐性にも優れています。

人間工学に基づいたデザインと全面ラバーコーティング
人間工学に基づいた独自の形状は、長時間使い続けても疲れにくいデザインになっています。
外装は、全面をシリコンラバーで覆っています。
やわらかいシリコンの皮膜は、振動や衝撃からボディを強力に保護するだけでなく、持つ手に吸いつくような感触でグリップが良くスリップを防ぎます。

揺るぎない内部構造
兵士にとって双眼鏡は、数ある装備品のひとつに過ぎません。ミッション中、双眼鏡への配慮は難しく、光学機器とはいえ振動や衝撃は付き物です。しかも、必要な時には完璧な動作が求められます。
ミリタリーシリーズの内部には独立したプリズムキャリッジが収められ、対物レンズ側の全てのレンズと大型のBAK4ポロプリズムが固定されています。
プリズムキャリッジは外部からの衝撃を吸収するシリコンラバーでできており、衝撃からプリズムとレンズを守り、位置ズレを防ぎます。
特筆すべきは一番前面の対物レンズを固定する縁の部分です。ネジ構造のリングが刻まれており衝撃によるレンズのズレを防いでいます。

研ぎ澄まされた気密性
接眼レンズ側には気密性を高める目的でグリース止めされたオーリングが二重に設置されています。
この構造が生み出す高い気密性により水深4.5mの防水を実現しています。
内部に窒素ガスが充填されており、21℃の急激な温度差でも内部が曇らないことがテストされています。
ミリタリーシリーズではシュタイナー独自の２ウェイ バルブシステムを採用することで内部窒素ガスの圧力を長期間保つことができます。
これらのアイデアが組み合わさることで本当の高性能を実現しています。

信頼性を証明する米国MIL規格に準拠
ミリタリーシリーズの15x80, 20x80, 6x30, 10x50, 10x42, 7x50, 8x30 と 7x50 コマンダー III は mil規格 MIL-STD-810F, MIL C-675, と
MIL I45208 を満たしています。 また、シュタイナーはISO 9001:2008 に認定されております。

ヨットレース活動への支援　(STEINER X-YACHTS GOLD CUP)
コマンダーXPを頂点とするマリンシリーズのラインナップはアメリカ海軍の導入実績だけでなく、プロの
ヨットマンにも愛され高いシェアを誇ります。
STEINER-Optikは、2010年8月30日よりイタリアのスカリーノ(Scarlino)で開催された世界的に
有名なヨットレース X-Yachts Gold Cup を主催しました。
レース活動への支援を通して積極的に社会貢献を行っています。

　ヨットレース関連リンク：SailWORLD.COM　・　YouTube


更に詳しい情報はシュタイナージャーマニー成功と確信の60年をご参照ください。